ファッション用語辞典

色、素材、加工などのファッション一般用語から、ランズエンドのアイテムに関する用語まで。インターネット・ショップやカタログの商品説明に出てくる用語を分かりやすく解説します。

デザイン/スタイル

アイビー・ルック

米国東部の伝統的な学生スタイル、またこれに似たファッションのこと。アイビーとは蔦(つた)のことで、米国東部の名門8大学によるアメリカン・フットボール・リーグがアイビー・リーグとよばれることからの名称。アイビー・リーグ・モデルとよばれるジャケットなど特徴的アイテムを中心に構成される基本的なカジュアル・スタイルのひとつ。

アジャスタブル・カフ

カフとは、手首をおおう部分、袖口のこと。パンツの折り返しや靴の折り返し部分をさすこともある。アジャスタブル・カフとは、カフ部のしまりを調節できる2つのボタンがついている袖口のことで、主にシャツの袖口について使われる。

アメリカン・カジュアル

米国調のカジュアル・スタイルのことで、ヨーロッパ調カジュアルと対比させて、日本で使われるようになった。具体的にはアイビー・ルックやカルフォルニア風のスポーツ・ファッションなどが含まれる。略してアメカジなどともいう。

アメリカン・トラディショナル

アイビー・ルックやアイビー・リーグ・モデルのスーツなど、米国東部で培われた伝統的服装のことをさし、ブリティッシュ・トラディショナルと対比的につかわれる。略してアメトラともいう。

アラン・セーター

アイルランド南西部のアラン諸島伝統の、ダイヤや縄などの編込柄を特長とするセーター。アラン島の漁師たちが着ていた作業用のセーターに由来する。本来は脂肪分を抜かない生成りの太い毛糸でざっくりと編まれる。

アンコン

アンコンストラクティド(unconstracted=非構築的な)を省略した日本の俗語。芯地や裏地、パッド類などを省いた身体によくなじむソフトな仕立て、またはそういう仕立ての衣服のことをさす。とくにスーツやジャケットに用いられる。

インシーム

パンツの股の下から裾までの長さ、股下のこと。

ウィンドブレーカー

風を防ぐように袖や裾をカフスやゴムなどによって絞り、フードをつけた防寒用のスポーツ・ジャケット。

ウェール

生地の表面にある縦方向の畝(うね)のこと。コーデュロイの生地では、縦に盛り上がったリブのことをさす。

ウエストバンド

ズボンやスカートなどの腰帯のことで、特にズボンの上部裏側につく腰布のこと。

ウェルト・ポケット

ウェルトは<縁飾り>の意味で、ポケット口に飾りの口布がついたスリット・ポケットのこと。一般に箱ポケットともいわれる。

Aライン

1955年春にクリスチャン・ディオールが打ち出したドレスのシルエットで、アルファベットのAの字形ライン。上部が小さく裾に向かって広がるシルエットで、現在ではスカートに関してもこの表現を使う。

エポーレット

フランス語で<肩>の意味のエポール(=epaule)に<小さい>の指小辞‘ette’がついた<小さい肩>の意味の語で日本語で<肩章>、<肩飾り>のこと。軍服に由来し、モール紐などで飾ったものから、タブ状の布片まで数種類ある。一般のトレンチコートやサファリ・ジャケットにみられるものは、背のうの革帯などをくぐらせて安定させる目的から広まった帯状のストラップで、ショルダー・ループともよばれ、襟側をボタンで留めるのが一般的。

エルボー・パッチ

エルボーは<肘>、パッチは<つぎ布>の意味で、肘当てのこと。補強や実用を兼ねた装飾として肘部分に縫い付けた布製あるいは革製のつぎ片をいう。

エンブレム

象徴、表象などの意味で、ヨーロッパの貴族などが、家族を象徴するために、楯や旗などに描いた楯型の紋章のこと。現在ではブレザーなどの胸ポケットなどにつける飾りをいい、学校やクラブを象徴するしるしとなっているものが多い。ワッペンともいう。

カー・コート

車に乗ることを意識したスポーティで機能的なショート・コート。1950年代から'60年代にかけて流行した。ドライブ用のほか、スポーツ・コートとして遊び着的な着用も多い。

カーゴ・パンツ

厚手の綿布などの丈夫な素材でつくられ、大きなポケット(カーゴ・ポケット)が両脇についているのが特長のパンツ。カーゴは<貨物、貨物船>のことで、貨物船の乗員がはいていたパンツに由来する。

カーフ・レングス

ふくらはぎの丈の意味。ドレスや、バスローブ、スリープウェアやコートなどに多い丈。

カウルネック

カウルとは中世の修道僧が着用したフードつきマントのことで、フードが垂れたときのようにドレープが入ったネックラインのこと。ドレープネックの一種。襟ぐりが浅いものや深いものなど、デザインは多彩。

ガシット

縫い目と縫い目の間につけられた当て布(=まち)のこと。動きを楽にするとともに、無地のシャツに柄の生地を合わせるなどで色のアクセントを楽しむためにもつけられる。

カプリ・パンツ

全体に細身で、裾に向かってさらに細くフィットするパンツ。鮮やかな色づかいや大胆なデザインのものが多い。カプリはイタリアのカプリ島のことで、1950年代にリゾートとして人気があり同時にこのパンツも流行した。

キャップ・スリーブ

肩先がかくれる程度のごく短い袖で、袖下はほとんどない。肩先にキャップ(ふた、帽子)をかぶせたような感じからこの名でよばれている。若々しい感じのする袖で、レディスやキッズ服によくみられる。

キャミソール

レディスの上半身用袖なしのインナーのこと。木綿、絹、ナイロンなどでつくられ、レース、刺しゅうなどの装飾がほどこされたものもある。

クラブレングス

クラブレングスは、半ズボンで股下の長さが、20cmから30cmの長さのものを指す。

クリスマス・ストッキング

英語でストッキング(=stocking)とは、通常、膝の上まである長い靴下のこと。アメリカでいうクリスマス・ストッキングとは、壁などに飾るための大きな靴下形の飾りをさす。中にお菓子やプレゼントを入れて壁や天井からつるして飾る。

クルーネック

丸襟のこと。クルーとは、<船員>や<乗組員>の意味で、これらの人々が着るプルオーバーやセーターにこのネックラインが見られるので、名の由来となった。Tシャツの襟型はこの形。

クロップト・パンツ

裾が途中で切り落とされたような形になっているパンツの総称。全体のシルエットや丈は多様である。クロップトとは英語で<切り取られた、刈り込まれた>の意味。

ゴージ

上襟とラペルの縫い目線。ゴージ・ラインが襟の刻みを構成しているところから、襟の刻み位置を表現するのに、ゴージが高いあるいは低いといった使い方をする。流行によりゴージの位置や角度は変化する。

コミューター

コミューター(commuter)とは英語で<通勤する人>の意。通勤、仕事用に着られるスーツ仕立ての衣服、ジャケットやパンツ、スカート、ドレスのことを指す。

サスペンダー

クリップまたはボタンで取り外しができる伸縮性のあるストラップ(肩にかけるつりひも)のこと。ズボンつり、つりバンドともいう。

サドル・ショルダー

ラグランスリーブの肩の部分が平行な帯状になり、肩にサドル(鞍)をかけたようにみえる形のデザイン。ラグランのやや角張った変形で、サドル・ラグランなどともよぶ。

サファリ・ジャケット

腰丈、シングル・ブレストのジャケットで、両胸と両脇に計四つのパッチ・アンド・フラップ・ポケット、肩にエポーレット、ウエストにベルトがつく。サファリはアフリカ地方への探検、狩猟旅行の意で、20世紀初めに考案された服装が原型となっている。

シーム・ポケット

シームは<縫い目>の意味で、これを利用してつくったポケット。外からは見えない。スカートの脇縫いや身頃の切り替えなどに応用される。

シームレス

シーム(seam)とは縫い目、接ぎ目、とじ目、切替え線のことで、シームレス(seamless)とは、それらがないことをさす。シームレス・ストッキングなどのように使われている。現在はニット・ウェアの流行で、筒編みにされ、脇縫い目のない、シームレスのワンピース・ドレスなどもみられる。

シェーカー・セーター

ローゲージでざっくりと編まれた平畝(うね)のセーターをさす。シェーカーは、18世紀中ごろ英国で生まれ、米国に現存するキリスト教の一派。独身主義、財産の共有と、厳格で質素な暮らしが信条。

シェットランド・セーター

スコットランド北方のシェットランド諸島で産する羊毛糸からつくられたセーター。またそれに似せた糸で編んだものをさす。軽く、保温性にとむのが特色。

ジップ・カーディガン

フロントがジッパー(ファスナー)式になっているカーディガンのこと。

シャツ・ジャケット

襟、袖付け、カフス、前あきの形など全体にシャツ仕立てに沿ってつくられたジャケットのこと。

シャツ・テール

中央が丸みを帯びて下がるように裁断された裾線のこと。ワイシャツの裾が長いのは、かつて下ばきを用いず、シャツの裾を下着として用いたためといわれている。

ショール・カラー

ヘチマ襟と呼ばれる、ショールをかけたときのように肩から打ち合わせまでなだらかな線が続いた襟型。カーディガンやタキシード、ドレッシング・ガウンなどに用いられる。

スウェット・パンツ

スウェット地(裏起毛された厚手の綿ジャージー)でつくられた、ゆったりとしたパンツ。ウエストはゴムやひもで締め、裾はリブ編みで絞られた形が一般的。

スクープネック

スクープとは日本語でいう<スコップ>や<シャベル>の意味。スコップでさっとすくいとった後にみられるような曲線をあらわした襟ぐりをいい、ボートネックよりもくりが深く大きくあいた丸いネックライン。

ステン・カラー

コートなどに見られる襟のデザイン。コンバーチブル・カラーとも呼ばれ、第1ボタンを閉じても開けても着られる、2通りに形が変化する襟のこと。

スプレッド・カラー

ストレート・カラーよりも襟先が左右に開いたデザイン。英国ウィンザー公が愛用したことからウィンザー・スプレッド・カラーとも呼ばれる。

スポーツ・コート

スポーティーな構造と雰囲気をもったコート、ジャケットの総称で、例えばカジュアルな生地で仕立てたもの、大きなボタンやポケットをつけたもの、ベルトをつけたもの、丈が軽快な感じのもの、変わった切り替え線を持つものなどがあげられる。

セット・アップ

ジャケットとボトムを個別のサイズで組み合わせることができる単品売り式のスーツ。<組み立てる>スーツの意味。

セット・イン・ポケット

セット・インは、<はめ込み>、<縫込み>の意で、布を切り込んで内側に袋を付けた切りポケットの総称。

タートルネック

身頃から続いて上に筒状に伸び、首にぴったりそって折り返り、ぐるっと首全体を包む襟形。とっくり(襟)ともいい、セーターの基本的な襟形のひとつになっている。

ターンバック・カフス

ターンバックは<折り返し>のことで、ターンバック・カフスは袖先を肘のほうへ折り返したカフスの総称。袖からひと続きになったカフスを折り返したものなどをいう。

タイ・キーパー

タイ・キーパーまたは、タイ・ループといい、小剣を通すためのタイの裏側に取り付けてある輪状の細長い布。タイを結んだあとに、小剣を差し込み固定させるためのもの。

台襟

男物のシャツやシャツ・ブラウスの襟を構成するバンド状の部分。台襟の上に折り返る上襟がつくことが多い。カラー・バンド、ネック・バンドともいう。

タブ・カラー

ドレスシャツの襟型のひとつで、小さなタブ(持ち出し)が付き、それをネクタイの結び目の下でスナップ留めする。ネクタイの立体感を出すためのパーツをもった襟。

ダブル・ブレスト

上着の前打ち合わせが深く重なって、ボタンが2列に並んでいるスタイル。英語で正しくはダブル・ブレスティドといい、単にダブルともいう。また日本では両前または両前合わせともいう。

ダブル・ホック

2段階で留めるタイプの留め具のこと。

チェンジ・ポケット

チェンジは<小銭>などの意があり、小銭や鍵、切符などを入れるポケット。とくに背広の右側のフラップ・ポケットの上につけた小さいフラップ・ポケットをさしていう場合が多い。

チノ

丈夫な綾織り綿布の一種、チノクロスでつくられたパンツ。色はもともとベージュやカーキ色が主だったが、さまざまな染色が施されるようになった。

チャンキー

チャンキー(=chunky)は<頑丈な>、<ざっくりとした>の意味の形容詞。セーターやカーディガンの他、太くてずんぐりとしたヒールを表すのにも用いられる。

チュニック

Tシャツのような筒袖、筒形の衣服の総称。古代のチュニカを語源とし、時代によって様々な使われ方をしているが、現在は腰丈までの長さのレディス用ブラウスやコート、また短いドレス風のトップスなどをさすことが多い。

ツイン・セット

色とデザインのそろったカーディガンとプルオーバーのアンサンブルをいう。1930年代に広まった。ツインは対の、セットはひと揃いの意味。ツイン・ニットともいう。

Tシャツ

丸襟の半袖シャツのこと。広げると形がアルファベットのTの字に似ていることからこうよばれる。

テーパード・パンツ

裾に向かってだんだん細くなっているパンツ。テーパードは<先細りになった>の意味。

テーラード

テーラー(紳士服の仕立て屋、洋服屋、裁縫師)に由来する言葉で、しっかりと仕立てられた服、また、レディスでは、そのような男風の、男仕立ての服のことをいう。レディス、メンズともに生地も型もさっぱりとした作りで、きっちり身に付いて仕立てられたジャケット、スーツ、コート、トラウザーなどを指す。

デッキ・ジャケット

本来は船の甲板で作業するジャケットのことをさす言葉。防水性、防風性のある特殊素材を貼りあわせた、厚手のナイロン・ジャケットのこと。

テニス・ルック

テニス・ウェア風のファッションのことだが、とくに1920年代などのクラシックなテニス・ウェアのイメージを取り入れたスタイルをいう。襟や袖、裾などに紺などのライン入りのVネックの白セーターやカーディガン、白のプリーツ・スカートなどが代表的アイテム。

トラペーズ・スカート

トラペーズはフランス語で台形の意。裾が広がった台形のシルエットのスカート。

ドレープネック

ドレープとは、平面的な布をほとんど縫い目をつけずに優美なひだになるように垂らしかけること。ドレープネックは自然な布のたるみやひだを入れたネックラインのこと。

ドレス・ダウン

<カジュアルな着こなし>をいう。着装の基本をわきまえながらも、くだけたラフな感覚に着こなすこと。

トレンチ・コート

防水素材製の肩章、ベルト付きコート。第一次世界大戦時に英国陸軍に採用され、塹壕(ざんごう=トレンチ)戦で着用されたコートが起源。チン・ウォーマー(襟もとのカバー)や胸のストーム・フラップ、背中のケープバック、フラップつきポケット、バックルつきのベルトや袖口ストラップなどすべて戦闘服の機能性を基盤にしたデザインが特長。

ドロー・コード

ドローストリングとも呼ばれる、ひも通しに入った引き紐のこと。ウエスト、袖口、裾、フード周りのしまりを調節する。

海軍調のスタイル。海軍系の軍服や水兵スタイルにヒントを得たマニッシュで機能的なデザインの服やそういった感覚の服装をさす。紺(ネイビー・ブルー)と白が基本色で、いわゆるセーラー襟などが代表的スタイル。陸軍系はアーミー・ルックといい、陸海軍スタイルの総称はミリタリー・ルックという。

ノッチト・カラー

ノッチは<刻み>のことで、ノッチト・カラーは刻みの入った襟、つまり、テーラード・カラー、背広襟などをいう。

パーカ

フードがついた上着の総称。かぶり(プルオーバー)式と前あき式の両方がある。アノラックの別称。もとはイヌイットが着用したトナカイの毛皮製でフードつきの防寒用上着をさす言葉。

ハーフ・ジップ

胸元まで開閉できるジッパーのタイプのこと。セーターなどに用いられることが多い。

パッカブル

<収納できる>という意味。アイテム自体を折りたたんで、収納できることをいう。

パッチ・ポケット

パッチは<はりつける>の意味で、はりつけポケットのこと。衣服に切り込みを入れず、表側から布を別につくってのせたポケットの総称。

バルキー・セーター

バルキーは<かさばった>、<厚い>の意味。厚い糸でふっくらとかさ高く加工したバルキー・ヤーンで編み上げたセーター。ざっくりした編み目、ゆったりしたシルエットが特長。

バレエネック

バレエ用のレオタードのネックラインをイメージしてデザインされた襟形のひとつ。両肩へ広く開いたカットが特長。ボートネックよりもフロントの開きがやや下がっている。

バンデッド・スリーブ

リブ地の縫い付けられた袖口のこと。ポロシャツの袖口に見られるデザインをさす。

ハンドウォーマー・ポケット

手を温めるためのポケットのこと。アウターウエアなどに付く。

ピー・コート

水兵や船員の着る厚手ウール製、ダブルの打ち合わせのショート・コートで、風向きによって左右どちらも上前にすることができるもの。手を温めるよう縦に口を切ったハンドウォーマー・ポケットが特長で、襟はノッチト・ラペル、後ろにベンツがついている。色はネイビー・ブルーが基本。

フィールド・コート

もともとは米国陸軍の野戦用上着のことだが、それを模してつくられたショート・コートのことをいう。マウンテン・パーカに似た機能性と堅牢性第一のデザインと縫製。濃い黄緑色で、丈夫で耐水性のある綿素材でつくられる。フィールド・ジャケットともいう。

ブーツカット・パンツ

ウェスタンブーツを履きやすくするために、またはいたときに脚のラインをきれいに出すために、裾を若干広げたパンツ。前よりも後ろが少し長くなっている。

フォーティーズ

1940年代および1940年代調のこと。'40年代は第二次世界大戦の時代であり、銃後の社会活動を支えるために女性の社会進出がすすみ、ミリタリー・ファッションに代表される機能重視の男っぽいスタイルが主流となった。

フック・アンド・アイ

鈎(かぎ)ホックとそれを引っかけて留める輪状のループや金具がセットになったもの。大きなものはズボンの前やスカートの横側に、小さなものは学生服のつめ襟や、ファスナーの最後のしめくくりとしてとりつけられる。

プラケット

前立てや袖口など、服の開きのこと。また、パンツのジッパー部や、ボタン留めなどを補強するためにつける布のこともさす。

フラップ・ポケット

フラップ、すなわち雨ぶたつきポケットのこと。スーツの上着などによく用いられる。雨ぶた隠しともいう。

プリーツ

<ひだ>、<折り目>のこと。衣服に運動量をつけるため、または立体感を出すためにつけられる。折り山が途中で消えるものがダーツといい、折り目があいまいなものをタックという。

ブリティッシュ・トラディショナル

英国の伝統的ライフスタイルや装いのこと。カントリー・ライフをベースにしたナチュラルな感覚と、スポーツ・マインドの機能性重視が基本姿勢。ツイード素材やアーガイル、タータンなどの柄、ノーフォーク・ジャケットなどのカントリー・スタイルとドレッシーなダーク・スーツ・スタイルとがある。すべてのトラディッショナル・ファッションの原点。縮めてブリティッシュ・トラッドともいう。

プルオーバー

頭からかぶって着るセーターやシャツをさす。カーディガンに相対する語として使われる。

プレーン・フロント

パンツのフロント部にプリーツがないものをさす。下腹をすっきりさせ、スマートにみせる効果がある。

プレッピー

プレップ・スクールの学生や卒業生のことをいう米俗語。プレップ・スクールは学費が高いことから、プレッピーには金持ちのお坊ちゃんという含みがあり、揶揄的なつかわれ方をする。プレッピー・ファッションは基本的にはアイビー調で、上質の衣服を無造作な感じで着るのが特長。

ヘム・ステッチ

裾上げの縫い目に沿って施された、装飾的な刺繍のこと。

ヘムド・スリーブ

折り返して縫われている袖口のこと。

ベルクロ®

面ファスナーの一種で、留め具として使われる。2枚のナイロン製テープがフックとループになっていて、互いにからみ合うように留まる。オランダのベルクロ社の製品で米国などでの商標名。同社の日本における商標名はマジック・テープ。

ベルトキーパー

ベルトキーパーは、ベルトのバックル(留め金)付近にあるレザーの輪のこと。バックルに通したあと、ベルトの端はキーパーに通される。

ベンツ

上着やコートの背中心や脇の裾に入れる割れ目や切り込みのこと。乗馬の際の運動量をだすという機能性から生まれたデザインのため日本では<馬乗り>ともいわれる。なお、単なる切りあきをスリットとよんで、持ち出しの重なりのあるベンツとは区別する。

ポインテール

アイレット(丸い小さな穴)が一定の間隔で装飾的にあしらわれている、飾り編み地のこと。

ボートネック

ゆるやかな曲線で横に広くカットした、浅い船底形の襟ぐり。

ボタンダウン

シャツ襟のひとつ。襟を固定させるために、両襟の先に2つの小さなボタンがついているもの。ストレートカラー(レギュラーカラー)のシャツに比べ、カジュアル色の強いものとして考えられている。

ボタンフロント・カーディガン

プラケットの部分にボタンが付いたデザインをさす。

ボディス

婦人服の上半身の身頃のこと。かつては、バストからウエストにかけて紐でしめた胴衣のことをさした。

ボマー・ジャケット

表はレザー製で裏や折り返しの襟にボアなどの毛皮がついたジャンパー型の上着。ボマーは<爆撃機>の意味で、もとは第二次世界大戦中に米国や英国の空軍爆撃機の操縦士が着用したもの。ボンバー・ジャケットともいう。

ホルターネック

ホルターはもともと牛馬の口につけて引く綱のことで、前身頃から続いた布やひもを首の後ろや背に回して留めるようにした襟ぐりのこと。袖と背上部のないデザインが多い。

ポロ・シャツ

襟つきのプルオーバー型シャツで、胸あたりまでの襟あきをボタン留めする。もともとはポロ競技で着用するシャツで、丸首のものもあり、白か黄色が正式だった。現在はカジュアル・ウェアとして定着している。

ボトルネック

首にそって立ち上がり、瓶(ボトル)の首のような形になったネックラインで、ハイ・ネックの一種。

マンダリン・カラー

中国服に多く用いられる前が突き合わせになった立ち襟で、スタンドカラーの一種。マンダリンは、中国・清朝の高等官吏のこと。

メッシュ・ライニング

網目状に編まれた生地を使った裏地のこと。通気性が特長。

モックネック/モックタートル

ハイネックのこと。タートルネックのように折り返しがないので、モック(=偽の、みせかけの)という意味からついた名前。

モノグラム

氏名の頭文字などを装飾的に図案化した組み合わせ文字。洋服やレターヘッドなどのほか、ハンカチやナプキンなどに刺しゅうして用いられる。

Uネック

U字形の襟あきのことで、前身頃のあき、後ろのあき、浅いもの、深いものを含め総称していう。

ヨーク

肩や胸、背、あるいはボトムの腰などに使う切り替え部分のこと。フラットな素材を身体の曲線に合わせるための機能的目的と、デザイン上の装飾目的とをかねている。

ライダース・ジャケット

オートバイ用ジャケットに似せてデザインされたジャケットのこと。フロントがジッパー開閉で、丈はウエストが隠れる程度のショート丈が多い。

ライニング

<裏>、<裏地>、または<裏打ち>、<裏をつけること>という意味。裏は保温力を増したり、すべりをよくするためにつけられるが、最近では服のシルエットをよく見せたりなど、デザイン上の目的でつけられることも多い。

ラグラン・スリーブ

腕の運動量を多くするのに効果的な袖型。襟ぐりからわきの下に切り替え線を入れ、肩と袖がひと続きになった袖。袖ぐりが深くゆとりがあるため脱ぎ着が楽。考案者の英国人の名前がその由来。

ラッフル・スカート

ラッフルとは、ひだやギャザーを寄せてつくった飾り布のこと。ラッフル・スカートは、スカートの裾にラッフルをあしらったスカートをさす。

ラペル

テーラード・カラーなどにおける下襟あるいは折り返し、返り襟、返りなどとよばれる部分。身頃の見返しが襟の返り線から表側へ折り返ってラペルとなる。

リアル・クローズ

上質の素材を用い、きちんと縫製された本物志向の服のこと。実質的な価値ある現実的な服という意味でつかわれることもある。バブル経済崩壊後の足もとを見直す現実的な機運から、とくに注目を集めるようになった考え方。

リバーシブル

表裏、両面が着用できるように仕立てられた服、またその仕立て方法をいう。

レイヤード

レイヤードは<層をなした、重ねた>などの意味で、ファッションでは<重ね着>スタイルのこと。内側に着たものが表から見えるような着方をし、複数の衣服を重ねた効果を追求したもの。

レザー・グローブ

レザー手袋のこと。素材には、羊、ラム(仔羊)、ピッグ、山羊、アラビア山羊から採れる革が使用されることが多い。

ロール・ブリム・ハット

ブリムとは<つば>のこと。狭く丸いつばのある、冠のような形のレディス用帽子。

ワードローブ

<衣装だんす、持ち衣装>という意味で、所有する衣服全体をいい、また、手持ち衣服の構成を組み立てる衣装計画のこともいう。