ファッション用語辞典

色、素材、加工などのファッション一般用語から、ランズエンドのアイテムに関する用語まで。インターネット・ショップやカタログの商品説明に出てくる用語を分かりやすく解説します。

あ行 (     

【あ】

アーガイル(色/柄)

格子柄の一種。通常の格子のように縦、横が直角に交わるのではなく、斜めに交差してダイヤモンド形をつくった格子の上に、比較的目立つ色彩を配した柄のこと。靴下やセーターなどに用いられる伝統的な柄のひとつ。

アイビー・ルック(デザイン/スタイル)

米国東部の伝統的な学生スタイル、またこれに似たファッションのこと。アイビーとは蔦(つた)のことで、米国東部の名門8大学によるアメリカン・フットボール・リーグがアイビー・リーグとよばれることからの名称。アイビー・リーグ・モデルとよばれるジャケットなど特徴的アイテムを中心に構成される基本的なカジュアル・スタイルのひとつ。

アイボリー(色/柄)

一般に象牙色。フランス語の‘ivoire’など、象牙という名詞に由来するが、その他の動物の歯や角、牙の色もアイボリー色とされ、薄い黄味の灰色。

アイリッシュリネン(素材/生地)

アイルランド産リネン(亜麻布)のこと。アイルランドはリネンの産地として世界的に名高く、高品質で知られ、いわゆる本場もののことをこうよんでいる。

アウト・ソール(シューズ用語)

靴底のこと。靴の外側で地面に直接触れる部分で、タンニンなめしの牛革、合成ゴム、ポリウレタン樹脂などが用いられる。表底(おもてぞこ)、または本底(ほんぞこ)ともいう。

アクアチェック(ランズエンド用語)

ランズエンドが独自開発した防水機能を備えたナイロン素材。レイン・ジャケットやパーカなどに使用し、同素材の製品は縫い合わせた部分もテープ処理を行い、防水性を重視している。

アクリル繊維(素材/生地)

アクリロニトリルを原料とする合成繊維。羊毛に似ているといわれる、ふわりと柔らかな感触が特長で、ニットやセーター、カーディガンなどに使われている。ナイロン繊維やポリエステル繊維と共に三大合成繊維の一つ。

アジャスタブル・カフ(デザイン/スタイル)

カフとは、手首をおおう部分、袖口のこと。パンツの折り返しや靴の折り返し部分をさすこともある。アジャスタブル・カフとは、カフ部のしまりを調節できる2つのボタンがついている袖口のことで、主にシャツの袖口について使われる。

アッパー(シューズ用語)

靴の上部(底とヒール以外の、足の甲をおおう部分)のこと。<上部の><さらに上の>という意味。アッパー・レザーとは、アッパーに用いる皮革のことをいう。

アニリン仕上げ(技法/加工)

皮革の仕上げの一方法。合成染料の一種であるアニリン染料で仕上げたもので、透明感のある塗膜であるため、革本来の銀面の模様が生かされる。アニリン仕上げの皮革のことはアニリン・ダイド・レザーといわれる。

アメジスト(色/柄)

紫水晶(宝石)にみられる赤みの紫。水晶は無色透明だが、アメジストには微量の無水酸化鉄(暗いパープルレッド)が含まれるために紫となる。

アメリカン・カジュアル(デザイン/スタイル)

米国調のカジュアル・スタイルのことで、ヨーロッパ調カジュアルと対比させて、日本で使われるようになった。具体的にはアイビー・ルックやカルフォルニア風のスポーツ・ファッションなどが含まれる。略してアメカジなどともいう。

アメリカン・トラディショナル(デザイン/スタイル)

アイビー・ルックやアイビー・リーグ・モデルのスーツなど、米国東部で培われた伝統的服装のことをさし、ブリティッシュ・トラディショナルと対比的につかわれる。略してアメトラともいう。

アラン・セーター(デザイン/スタイル)

アイルランド南西部のアラン諸島伝統の、ダイヤや縄などの編込柄を特長とするセーター。アラン島の漁師たちが着ていた作業用のセーターに由来する。本来は脂肪分を抜かない生成りの太い毛糸でざっくりと編まれる。

アルパカ(素材/生地)

南アメリカの山岳地帯に生息するラクダ科の動物で、ラマの一種。またこの毛を用いた毛織物のこと。その用途により表地アルパカと裏地アルパカに大別され、表地としては夏服などに、裏地はオーバーなどに用いられる。

アンクル・ブーツ(シューズ用語)

足のくるぶしがかぶるぐらいの深さのブーツのこと。2?3鳩目でひもを結ぶタイプのものや、ファスナーまたはバックルを用いるものもある。

アンゴラ(素材/生地)

西アジア原産のアンゴラ山羊(やぎ)の毛、あるいはその山羊毛に似た同地方原産のアンゴラ兎(うさぎ)の毛のこと。一般にはモヘアといわれるもので、純白で絹ふうの柔らかい光沢と柔軟な風合いを持つために、ごく高級品とされる。

アンコン(デザイン/スタイル)

アンコンストラクティド(unconstracted=非構築的な)を省略した日本の俗語。芯地や裏地、パッド類などを省いた身体によくなじむソフトな仕立て、またはそういう仕立ての衣服のことをさす。とくにスーツやジャケットに用いられる。

【い】

EVA(シューズ用語)

エチレン・ビニル・アセテート(Ethylene vinyl acetate)という合成発泡プラスチック素材名の略語。ごく軽量で靴のソールに使用される。

イージーケア(技法/加工)

洗濯機で洗える、また洗った後にアイロンがけが不要など、手入れが簡単で手間がかからない加工のこと。またはそういった繊維、衣料品のこと。

インシーム(デザイン/スタイル)

パンツの股の下から裾までの長さ、股下のこと。

インソール(シューズ用語)

ソールは<足の裏>、<靴の底>のことで、インソールは足の裏が直接触れる、靴の内部または内側の靴底のことをいう。また歩くのに楽なように、靴の内側におく敷皮あるいはフェルトのこともいう。

インターロック(技法/加工)

両面編みのこと。インターロック(interlock)とは、<互いにかみ合う、重なり合う>という意味で、日本語では俗に、スムーズ編みともいう。緻密な編み地で表裏とも天竺編みに見え、堅牢で、弾力性にとみ、編み端が安定している。英国ではダブルジャージー(ダブルニット)ともいう。

インディゴ(色/柄)

藍の英名。インディゴ・ブルーともいう。天然物としてインド原産のベンガル・インディゴ(植物性色素)から色名が派生。1880年にバイエルが合成インディゴを発明した以後、天然藍は貴重な染・顔料となっている。

【う】

ウィロー・グリーン(色/柄)

ウィロー、つまり柳の葉に似た黄緑の少しにぶい色。

ウィング・チップ(シューズ用語)

靴のつま先部をW字形に切り替え、飾り縫いなどを施したつま先のデザイン。おかめ飾りともいわれる。

ウィンドブレーカー(デザイン/スタイル)

風を防ぐように袖や裾をカフスやゴムなどによって絞り、フードをつけた防寒用のスポーツ・ジャケット。

ウーステッド(素材/生地)

梳毛(そもう)のこと。または、梳毛糸で織った梳毛織物あるいは梳毛素材全体をさす言葉としても用いられる。梳毛とは短繊維を取りのぞき、長繊維だけを直線状に平行に引きそろえる工程。やや光沢があり、あまり地厚でない丈夫な素材が多い。

ウェール(デザイン/スタイル)

生地の表面にある縦方向の畝(うね)のこと。コーデュロイの生地では、縦に盛り上がったリブのことをさす。

ウエストバンド(デザイン/スタイル)

ズボンやスカートなどの腰帯のことで、特にズボンの上部裏側につく腰布のこと。

ウェッジ・ソール(シューズ用語)

くさび形の靴底のこと。一般に船底形ともよばれる。つま先に比べてかかとのほうが高く、土踏まず部分も地面に平らに接地し、かかと部からつま先へ続いた側面から見るとくさび形をした底。

ウェルト・ポケット(デザイン/スタイル)

ウェルトは<縁飾り>の意味で、ポケット口に飾りの口布がついたスリット・ポケットのこと。一般に箱ポケットともいわれる。

ウォーターメロン(色/柄)

スイカの果肉に似た赤色。

ウォッシャブル・ウール(ランズエンド用語)

ウールにポリエステルとポリウレタンを混紡したランズエンド独自のテーラード素材のこと。ストレッチが効いた伸びやかな着心地。自宅の洗濯機で洗えるのでクリーニング代もかからず、経済的。

ウォルナット(色/柄)

クルミの実や木材の色名とされ、明るく灰色がかったオレンジ色。和色名でのくるみ色の場合は、樹皮を染料とした色で、やや赤みのある茶色。

【え】

Aライン(デザイン/スタイル)

1955年春にクリスチャン・ディオールが打ち出したドレスのシルエットで、アルファベットのAの字形ライン。上部が小さく裾に向かって広がるシルエットで、現在ではスカートに関してもこの表現を使う。

エクリュ(色/柄)

漂白していない、生(き)のままの糸や布の色で、もともと未加工の意味のフランス語から色名に転用されたもの。未加工、未漂白、未染色の絹、綿、麻布の生成り色。淡いベージュ色。

エジプト綿(素材/生地)

エジプトのナイル川流域で産出される、世界で最高級の超長綿。繊維が長く、強度も強く、光沢にとむ綿である。細番手の差別化高級綿糸用として有名。

エスパドリーユ(シューズ用語)

甲はキャンバス地で底にジュート麻のロープ・ソールをつけたサンダルのこと。フランスの民族的履物が由来。リゾート用に用いる軽いサンダル。

エポーレット(デザイン/スタイル)

フランス語で<肩>の意味のエポール(=epaule)に<小さい>の指小辞‘ette’がついた<小さい肩>の意味の語で日本語で<肩章>、<肩飾り>のこと。軍服に由来し、モール紐などで飾ったものから、タブ状の布片まで数種類ある。一般のトレンチコートやサファリ・ジャケットにみられるものは、背のうの革帯などをくぐらせて安定させる目的から広まった帯状のストラップで、ショルダー・ループともよばれ、襟側をボタンで留めるのが一般的。

エラスティック素材(素材/生地)

ゴムのように弾性の大きい高分子物質をいう。

エルボー・パッチ(デザイン/スタイル)

エルボーは<肘>、パッチは<つぎ布>の意味で、肘当てのこと。補強や実用を兼ねた装飾として肘部分に縫い付けた布製あるいは革製のつぎ片をいう。

エンドオンエンド(素材/生地)

白と紺など濃淡の糸を一本おきに配列し、ヨコ糸も同様の色の配列で織り込んだ平織りの生地。表裏に小さな格子が現れ、無地でも深い味わいが出る。シャツ生地の用語としてよく使われる。

エンブレム(デザイン/スタイル)

象徴、表象などの意味で、ヨーロッパの貴族などが、家族を象徴するために、楯や旗などに描いた楯型の紋章のこと。現在ではブレザーなどの胸ポケットなどにつける飾りをいい、学校やクラブを象徴するしるしとなっているものが多い。ワッペンともいう。

エンブロイダリー(技法/加工)

刺しゅう、縫取りの意味で、針と糸(ひも、布片、皮革、リボンなどを含む)、装飾材料(ビーズ、スパンコール、ミラーなど)を用いて、布に刺す、切り取る、抜く、はる、留める、はめ込むなどの技法を用いる装飾の総称。

エンボス加工(技法/加工)

織物の光沢ある浮き出し模様をつける加工法。模様を浮き型に彫刻した鋼鉄製ロールを加熱して、布の表面を加圧型つけをする。浮き彫りされた模様の凸(とつ)部分は強く織物面に押し付けられるため光沢がでる。エンボスは<浮き彫りにする><浮き上がらせる>の意味。

【お】

オーガンジー(素材/生地)

薄地で軽く透けて見える綿の平織物で、スイス仕上げ(硫酸処理)による張りのある風合いと光沢感が特長。現在では、ポリエステルやレーヨン、絹でもつくられ、ドレスやブラウスに使われる。

オーキッド(色/柄)

ラン科の植物オーキッドの花に似た赤味をおびた薄紫色。

オーバジン(色/柄)

<茄子>の意味で、茄子のような紫色のこと。

オックスフォード(素材/生地)

比較的厚手で柔らかい斜子織り(ななこおり)の綿織物。通常はコムドコットンをタテ糸、ヨコ糸とも2本引きそろえて平織りする。織り目に隙間ができるので通気性に優れている。英国オックスフォード大学生が好んだことに由来する。

オックスフォード・シューズ(シューズ用語)

紐で結ぶ短い靴の総称で、紳士靴のもっとも代表的なスタイル。17世紀中ごろ、英国のオクスフォード大学の学生が長いブーツのかわりに履いたことから名付けられた。現在ではレディス、キッズ用もある。

オリーブ(色/柄)

熟れていないオリーブの色で、やや黄色がかった緑色のこと。