ファッション用語辞典

色、素材、加工などのファッション一般用語から、ランズエンドのアイテムに関する用語まで。インターネット・ショップやカタログの商品説明に出てくる用語を分かりやすく解説します。

は行 (     

【は】

パーカ(デザイン/スタイル)

フードがついた上着の総称。かぶり(プルオーバー)式と前あき式の両方がある。アノラックの別称。もとはイヌイットが着用したトナカイの毛皮製でフードつきの防寒用上着をさす言葉。

バーガンディ(色/柄)

フランスのブルゴーニュ地方産のワインに見られる赤。クラレットよりも暗紅色とされる。

ハーフ・ジップ(デザイン/スタイル)

胸元まで開閉できるジッパーのタイプのこと。セーターなどに用いられることが多い。

バイアス・カット(技法/加工)

タテ地、ヨコ地に対して45度の角度の布目で裁断すること。この布目で裁断された服は布目の動きが大きくしなやかで、ボディ・ラインによくなじみ、やわらかなシルエットが表現できる。

バイアス・テープ(技法/加工)

タテ糸とヨコ糸の交差角度を90度に対して斜め45度に裁った布テープをいう。伸縮性があるのでパイピング、縁取り、縫い代の始末にも使われる。

ハイキング・シューズ(シューズ用語)

ふくらはぎまでの長さの編み上げ長靴。長靴だが、一般にシューズといいならわしている。靴底がかたく、低いヒールで、防水加工してあるものが多い。

ハイテク素材(素材/生地)

高度な技術や先端技術を用いてつくられた素材の総称。紫外線を遮へいする効果のある素材、汗処理機能をもつ素材、超はっ水効果をもつ素材などがある。

パイピング(技法/加工)

縁どりのこと。シューズや服の、端や縫い目を装飾的にかがったり、リボンやバイアステープでくるんで縫う方法のこと。

パイル織り(素材/生地)

織物の片面または両面にループ(輪奈)を織り込んだ織物、組織をいう。ループのことをパイルといい、パイルをカットしたものをカット・パイル、そのままのものをアンカット・パイルという。ビロード、別珍、コール天、タオルなどがある。

ハウンズ・トゥース(色/柄)

千鳥格子のこと。ハウンズ・トゥースとは<犬のきば>の意味で、黒、白あるいは茶、白などで、犬のきばのような形をしている格子のこと。

バスケット織り(技法/加工)

織物の組織名で、斜子織り(ななこおり)ともいう。この組織の織物は柔らかく、ざっくりとした感じに織られるため、夏用服地に多く用いられる。

パッカブル(デザイン/スタイル)

<収納できる>という意味。アイテム自体を折りたたんで、収納できることをいう。

バックスキン(素材/生地)

雌鹿の革、もみ革のこと。本来は鹿革の銀面を削り取って起毛した革だが、牛革やその他の、また革の表裏に関係なく<起毛した革>の総称として使われるようになっている。

はっ水加工(技法/加工)

通気性があって、しかも水を弾く性質を布地に与える加工。1本1本の繊維の表面を水を弾く物質でおおって、水滴を球状にして転げ落とす。織り目はふさがっていないから、空気や水蒸気は自由に通過できる。ただし、激しい雨にあったりすると、雨水が浸透してくる。

パッチ・ポケット(デザイン/スタイル)

パッチは<はりつける>の意味で、はりつけポケットのこと。衣服に切り込みを入れず、表側から布を別につくってのせたポケットの総称。

バティック(素材/生地)

ジャワの更紗。インドネシアのジャワ島で産出されるろうけつ染めの染め物。藍や茶褐色を基本色とし、模様も植物から動物まで多種多様で独特の意匠が多い。

ハリス・ツイード(素材/生地)

スコットランド北西部のアウター・ヘブリディズ諸島産の手織りのツイードのこと。白髪のような差し毛(さしげ)の混じった、粗い手ざわりで素朴な感じがする。この諸島の一つであるハリス島が名前の由来。合格品には、十字のついた球状の印がついている。このマークはロンドンのハリス・ツイード協会の商標である。

バリスティック・ナイロン(素材/生地)

強度と軽量性を兼ね備えた素材。引き裂き強度、摩擦などが同じ重量のナイロンと比べ約2倍。卓越した耐久性をもつナイロン素材。

バルカナイズド製法(シューズ用語)

クラシックなスニーカーの製法。アッパー部分とゴムソールを加熱し、加硫圧着しながら成型する方法。

バルキー・セーター(デザイン/スタイル)

バルキーは<かさばった>、<厚い>の意味。厚い糸でふっくらとかさ高く加工したバルキー・ヤーンで編み上げたセーター。ざっくりした編み目、ゆったりしたシルエットが特長。

バレエネック(デザイン/スタイル)

バレエ用のレオタードのネックラインをイメージしてデザインされた襟形のひとつ。両肩へ広く開いたカットが特長。ボートネックよりもフロントの開きがやや下がっている。

バンデッド・スリーブ(デザイン/スタイル)

リブ地の縫い付けられた袖口のこと。ポロシャツの袖口に見られるデザインをさす。

ハンドウォーマー・ポケット(デザイン/スタイル)

手を温めるためのポケットのこと。アウターウエアなどに付く。

バンブー・レーヨン(素材/生地)

天然の竹繊維からセルロースを化学的に抽出した再生繊維(レーヨン)のこと。ひんやりとした感触、シルクのような光沢感としなやかさが特長。抗菌性、防臭性、吸湿性、放湿性に優れていることから夏向けの素材。

バンロール(素材/生地)

メンズやレディスのテーラード・パンツのウエストバンド内につくベルト芯材のこと。ベルトをしめたときにウエストバンドに生じるよじれを防ぐ効果がある。

【ひ】

バイエラ®(素材/生地)

フランネルの一種。梳毛糸と綿糸を用いた綾織りの薄地織物で軽く起毛させている。手ざわりがソフトで薄手のフランネルにも似ている。メンズの高級カジュアル・シャツに使われる。英国のウィリアム・ホーリンズ商会の商標名。

ピー・コート(デザイン/スタイル)

水兵や船員の着る厚手ウール製、ダブルの打ち合わせのショート・コートで、風向きによって左右どちらも上前にすることができるもの。手を温めるよう縦に口を切ったハンドウォーマー・ポケットが特長で、襟はノッチト・ラペル、後ろにベンツがついている。色はネイビー・ブルーが基本。

ピケ(素材/生地)

太い畝(うね)織りの綿布、あるいは畝織りの織物をいう。ウール、絹、レーヨン、ポリエステルなど種類も多い。織り方でいろいろな柄ができ、ワッフル・ピケやダイヤモンド・ピケなど、その柄の名前がつけられている。ピケはフランス語の<ステッチを指す>という意味からきている。

美型シルエット(ランズエンド用語)

ランズエンドが独自に開発した設計パターン。3Dスキャニングシステムを使って集めた、日本人女性のリアルな身体数値データをもとに、各サイズの型紙にきめ細かく変化を加えることで、それぞれ最適なフォルムに設計。すべてのサイズで見た目の美しさだけでなく、快適な着心地も実現。レディス・ノーアイロン・シャツや、チノ・パンツに採用されている。

ビスコース(素材/生地)

木材パルプに苛性ソーダと二酸化炭素を作用させて得られる粘性のある液体。レーヨン紡糸の原液。

ビニール(素材/生地)

一般的にはポリビニール化合物のことで、とくにポリ塩化ビニール(PVC)の略称として用いられる。単独では非常に硬い樹脂であるが、可塑剤などを配合することにより弾性をもつ。強く、光沢に富み、透明なものもある。

ピマコットン(素材/生地)

長くて細い超長綿で、ソフトでしなやかな風合いと美しい光沢をもつ。アメリカの広大な土地で栽培されるアプランド綿に対し、山岳などの耕地で栽培されていた綿花をいう。20世紀初頭にアリゾナのアメリカインディアンのピマ族によってつくられたことからこの名でよばれる。

ピマライル(素材/生地)

ピマライルのピマは南アメリカで栽培された超長綿、ピマ・コットンのことを指し、ライルとは滑らかなコットン糸のライル糸(フランス語)を意味する。ピマライルは、光沢のあるカットソー素材のこと。

ピリング(素材/生地)

ピルとは毛玉のことで、ピリングとは毛玉ができること。ピリング現象は、強い合成繊維の衣服には顕著にみられ、着用時や洗濯時の摩擦により、布地表面にけば(毛羽)立ちが起こり、このけばのからみ合いにより玉状になる現象のこと。

ピンポイント・オックスフォード(ランズエンド用語)

針の頭のように小さな目がオックスフォード地に見られることからついた生地の名称。オリジナル・オックスフォードよりも生地表面がなめらかで、よりドレッシーな風合い。定番のピンポイントは、80番手糸の双糸使い。

平編み(素材/生地)

プレーン・ニッティングのこと。一般にメリヤス編みと呼ばれ、機械編みでは天竺(てんじく)編みともいう。タテ糸とヨコ糸が一本ごとに交差するもっとも単純で基本的な組織。編み地は縦方向より横方向に伸びやすく、薄くて軽い。

【ふ】

ファーン・グリーン(色/柄)

ファーンは<シダ>のことで、シダの葉の色に似たにぶい黄味がかった緑色。

ファイユ(素材/生地)

横畝(うね)のある織物のこと。タテ糸の密度を多くし、ヨコ糸は2本あるいは太い糸を用いて横畝をつくったもの。絹のほかにポリエステルが多く使われる。フェミニンな素材としてドレス、ブラウス、コートに使われる。

ファインゲージ・セーター(ランズエンド用語)

ゲージとは、編み目の密度を表す単位のこと。ランズエンドのファインゲージ・セーターは、細番手の糸を使用して、極細に編み、最高級のなめらかさを実現したセーターのこと。90年代半ばに、それまで人気のあったコットン・セーターを、より精巧で洗練されたレイヤード・アイテムとして改良。以来、艶やかで美しい品質を提供している。

ファンシー・クロス(素材/生地)

変化組織、珍しい組織の織物やファンシー・ヤーンを用いて織られた布地のこと。

フィールド・コート(デザイン/スタイル)

もともとは米国陸軍の野戦用上着のことだが、それを模してつくられたショート・コートのことをいう。マウンテン・パーカに似た機能性と堅牢性第一のデザインと縫製。濃い黄緑色で、丈夫で耐水性のある綿素材でつくられる。フィールド・ジャケットともいう。

フィラメント(素材/生地)

一般に細長い繊維状のものをいうが、繊維関係では絹やレーヨン、ナイロン、ポリエステルなどの化学繊維の長繊維のことをいう。

フィルパワー(素材/生地)

ダウンの保温性の高さを示す表示。決められた量のダウンを基準圧力で詰めた場合のスペースの大きさをいう。600フィルパワーと表示されているものは、1オンスのダウンが600平方インチに膨らむということで、数値が大きいほど膨らみ、空気を含むので保温性が高いということになる。

ブーツカット・パンツ(デザイン/スタイル)

ウェスタンブーツを履きやすくするために、またはいたときに脚のラインをきれいに出すために、裾を若干広げたパンツ。前よりも後ろが少し長くなっている。

フェアアイル(色/柄)

英国のスコットランド北方にあるシェトランド群島の中のフェア島に伝わるカラフルな幾何学模様のこと。この柄をいく段にも組み合わせて総柄に編み込んだものや横縞模様にみせたもの、また、ネックラインからバストラインのあたりまで求心状に入れたものなどがある。

フォーティーズ(デザイン/スタイル)

1940年代および1940年代調のこと。'40年代は第二次世界大戦の時代であり、銃後の社会活動を支えるために女性の社会進出がすすみ、ミリタリー・ファッションに代表される機能重視の男っぽいスタイルが主流となった。

フック・アンド・アイ(デザイン/スタイル)

鈎(かぎ)ホックとそれを引っかけて留める輪状のループや金具がセットになったもの。大きなものはズボンの前やスカートの横側に、小さなものは学生服のつめ襟や、ファスナーの最後のしめくくりとしてとりつけられる。

プライ(技法/加工)

<折り重なった部分>、<ひだ>、<縫いあげ>の意味で、また<糸、毛糸の撚り>のこともいう。

フライス(技法/加工)

丸編み機でゴム(リブ)編みを編成すること。フライス編みともいう。

プラケット(デザイン/スタイル)

前立てや袖口など、服の開きのこと。また、パンツのジッパー部や、ボタン留めなどを補強するためにつける布のこともさす。

プラッド(色/柄)

格子柄のこと。チェックとの違いは、厳密にいうとプラッドが線構成のものをさすのに対し、チェックは碁盤縞のことで、地と縞の面がほぼ同面積のもの。しかし現在ではこの二つの区別はほとんどない。

フラップ・ポケット(デザイン/スタイル)

フラップ、すなわち雨ぶたつきポケットのこと。スーツの上着などによく用いられる。雨ぶた隠しともいう。

プラム(色/柄)

暗い赤。バラ科スモモ類の果樹の熟した果実の色から色名となったもの。とくに西洋スモモの果実の色とされる。

フランネル(素材/生地)

タテヨコ糸とも紡毛糸を用いて平織りまたは綾織りとした、柔らかくて軽い、布面にけばのある織物のこと。英国のウェールズ地方でつくられたのがはじまり。ウールや綿のほか、現在は化学繊維のものも多い。厚地の洋服地は<フラノ>と俗称する。

フリース(素材/生地)

パイル状の起毛素材。肌ざわりのよさ、伸縮性、速乾性があり、しかも軽量なアウトドア用として人気の素材。ポリエステル製が一般的。

プリーツ(デザイン/スタイル)

<ひだ>、<折り目>のこと。衣服に運動量をつけるため、または立体感を出すためにつけられる。折り山が途中で消えるものがダーツといい、折り目があいまいなものをタックという。

ブリック・レッド(色/柄)

赤れんがの茶色。ブリックはれんがやれんが状のブロックのことで、色名としては、赤味の茶色のれんがからとられている。

プリッセ(素材/生地)

プリッセ(plisse)はフランス語で、<pleating=しわ付け>という意味。しわや折り目が装飾的にプレスされている生地で、独特の豪華な表情を持つ。この方法は、生地を腐食薬に浸けて、縦糸を緊張させ、生地裏の糸の一部を縮めてからプレスがかけられる。

ブリティッシュ・トラディショナル(デザイン/スタイル)

英国の伝統的ライフスタイルや装いのこと。カントリー・ライフをベースにしたナチュラルな感覚と、スポーツ・マインドの機能性重視が基本姿勢。ツイード素材やアーガイル、タータンなどの柄、ノーフォーク・ジャケットなどのカントリー・スタイルとドレッシーなダーク・スーツ・スタイルとがある。すべてのトラディッショナル・ファッションの原点。縮めてブリティッシュ・トラッドともいう。

プリマロフト®(素材/生地)

米アルバニー社が開発したポリエステル100%の断熱中綿素材。シンセティック・ダウンとも呼ばれ、ダウンのように圧縮性が高く、化学繊維なので濡れても保温性が持続するのが特長。

プルオーバー(デザイン/スタイル)

頭からかぶって着るセーターやシャツをさす。カーディガンに相対する語として使われる。

フルファッション編み(技法/加工)

完全成型編みのこと。編み機が自動的に編み地の端でニードル・ループの目移しを行ない、編み目の増減をしながら製品の形に編んでいく。

フルライニング(素材/生地)

総裏仕立てのこと。

プレ・ウォッシング(技法/加工)

生地の先洗い加工のことで、生地に柔らかさや、縮み防止効果を与える。

フレーム(色/柄)

鮮やかな赤みのオレンジ色。太陽がぎらぎらと照る、炎のようにゆらぎ輝くといった意味があり、一般的には炎にみられる赤。

プレーン・フロント(デザイン/スタイル)

パンツのフロント部にプリーツがないものをさす。下腹をすっきりさせ、スマートにみせる効果がある。

プレッピー(デザイン/スタイル)

プレップ・スクールの学生や卒業生のことをいう米俗語。プレップ・スクールは学費が高いことから、プレッピーには金持ちのお坊ちゃんという含みがあり、揶揄的なつかわれ方をする。プレッピー・ファッションは基本的にはアイビー調で、上質の衣服を無造作な感じで着るのが特長。

フロート(素材/生地)

浮糸のこと。織り糸の一部のことで、タテ糸、ヨコ糸のどちらかを一定位置で糸をかけずに織り地(編み地)の裏側で浮かせた糸のこと。

ブロードクロス(素材/生地)

英国ではポプリンと呼ばれる平織り綿織物の米国式の呼称。シルケット加工が施してあり、手ざわりが柔らかく光沢のある、地合いの密な織物。ワイシャツ、パジャマ、カジュアル・スーツなどに用いられる。綿のほか、絹、毛、レーヨン、テトロンなどでもつくられている。

【へ】

ペイズリー(色/柄)

インドのカシミヤ・ショールにみられる伝統柄。松笠やマンゴー、糸杉などが起源といわれ、日本では形が勾玉に似ていることから勾玉(まがたま)模様とも呼ばれる。19世紀カシミヤ・ショールを模した毛織物産地、英国のペイズリー市から広まったことから、名前がつけられた。

ペール(色/柄)

<青ざめた><薄い><弱い><淡い>などの意味で、顔色が青ざめてみえる場合などにペールという。また<薄い淡い色>のことでもある。たとえばペール・ブルーで<薄い水色>、ペール・ブラウンで<薄茶色>をあらわす。

ヘザー(色/柄)

霜降り、杢(もく)のこと。さまざまな色糸で織られたもの、またその色合いのことをいう。ヘザーとはスコットランドに見られる小潅木(ヒース)のことを指し、木の葉の色が季節とともにさまざまな色が混じり合いながら変化する状態にちなんでつけられた。

へミング(技法/加工)

ヘムの始末をする方法で、縁縫い、伏縫いなどのこと。

ヘム(技法/加工)

布、衣服の<へり>、<縁>のこと。また<縁をとる>、<縁縫いをする>などの意味もある。一般には、スカートの裾の折り代をさす場合が多い。そのほか袖口、シャツの裾、フリルの外縁などのこと。

ヘム・ステッチ(デザイン/スタイル)

裾上げの縫い目に沿って施された、装飾的な刺繍のこと。

ヘムド・スリーブ(デザイン/スタイル)

折り返して縫われている袖口のこと。

ヘリンボーン(色/柄)

<ニシンの骨>の意味で、織り目が似ているところから、こうよばれる。日本語では杉綾という。柄の名前であると同時に、織物の名称でもある。

ペルービアン・ピマコットン(素材/生地)

繊維の長さが少なくとも約3.5cm以上もある超長綿の一種。主にペルーのピウラバレーで栽培される綿花。繊維にダメージを与えないよう現在もひとつひとつ手で摘まれる。非常に柔らかな極細繊維で、シルクのような手ざわりがあるのが特長。

ベルクロ®(デザイン/スタイル)

面ファスナーの一種で、留め具として使われる。2枚のナイロン製テープがフックとループになっていて、互いにからみ合うように留まる。オランダのベルクロ社の製品で米国などでの商標名。同社の日本における商標名はマジック・テープ。

ベルトキーパー(デザイン/スタイル)

ベルトキーパーは、ベルトのバックル(留め金)付近にあるレザーの輪のこと。バックルに通したあと、ベルトの端はキーパーに通される。

ベルベット(素材/生地)

ビロードのこと。もともとは絹であるが、アセテート、レーヨンなどの繊維も多く使われている。スーツ、ドレス、装飾布などに用いられている。

ベロア(素材/生地)

パイル地をなめらかに起毛させた生地のこと。一般的にはポリエステル、レーヨン、シルク、綿などを用いる。ベロアとベルベットは厳密には違うが、最近は区別なく使用されていることが多い。

ベンガル・ストライプ(色/柄)

インド北東部のベンガル地方で昔から織られている縞柄。このベンガル織は17世紀から19世紀にかけて東インド会社によって各地にもたらされたが、日本にはオランダ船によって渡来し、弁柄(べんがら)縞とよばれて親しまれた。

ベンツ(デザイン/スタイル)

上着やコートの背中心や脇の裾に入れる割れ目や切り込みのこと。乗馬の際の運動量をだすという機能性から生まれたデザインのため日本では<馬乗り>ともいわれる。なお、単なる切りあきをスリットとよんで、持ち出しの重なりのあるベンツとは区別する。

ベンベルグ®(素材/生地)

独ベンベルグ社の銅アンモニア法レーヨン繊維の商標名であり、またこの繊維による織物、この繊維で仕立てられた衣料製品の商品名でもある。絹に似た光沢感としなやかさがある。再生セルロース系繊維。一般名としてはキュプラとよばれる。日本では旭化成工業株式会社によって生産されている。

【ほ】

ボイル(素材/生地)

目の粗い、透明、半透明の薄地織物の総称。タテ糸、ヨコ糸とも細い強撚糸を用いた平織りで、さらっとした感触が特長。綿、毛、絹、化学繊維など多くのものが使われる。夏用のドレス、シャツ、ブラウスなどに用いられる。

ボイルド・ウール(素材/生地)

ウールを湯に通し縮絨(しゅくじゅう)したフェルト状の素材のこと。丈夫で風を通しにくく、独特の風合いをもつ。カジュアル・ジャケットなどに使われる。

ポインテール(デザイン/スタイル)

アイレット(丸い小さな穴)が一定の間隔で装飾的にあしらわれている、飾り編み地のこと。

防水加工(技法/加工)

織物、皮革、紙などに水の浸透を防止するためにほどこす加工のこと。疎水性(そすいせい)の加工剤で表面を皮膜状におおう方法と、溶剤や溶液中に浸す方法とがある。織物の防水加工は、織物の有孔組織をうめず、通気性を失わないもの、空気も水も通さない不通気性のもの、また一時的、恒久的などの種類に分けられる。

防風加工(技法/加工)

ウィンド・プルーフともいう。繊維を緻密に織り、生地にナイロンなどの無気孔素材をコーティングすることで、防風性を高めた加工のこと。

ボートネック(デザイン/スタイル)

ゆるやかな曲線で横に広くカットした、浅い船底形の襟ぐり。

ポーラーテック・ウィンドプロ®(素材/生地)

米国モルデンミルズ社が開発したフリース素材のひとつ。通常のフリースよりも密に織っているため防風力が約4倍。

ポーラーテック・ウィンドブロック®(素材/生地)

米国モルデンミルズ社が開発したフリース素材のひとつ。防風性、防水性、保温性、透湿性がある。これは、ポーラーテックの暖かさと、ポリウレタンの保護膜の働きが合体してつくられる機能。しかも、ストレッチ性、復元力があるため、スポーツ・アウターなどに最適な素材。

ポーラーテック・フリース®(素材/生地)

米国モルデンミルズ社が開発した100%ポリエステルのフリース素材。軽量、通気性、保温性、耐久性、速乾性、断熱効果があり、繰り返しの洗濯にも強く、毛玉にもなりにくいという特長がある。このフリースには等級があり100は最も薄く、インナーや薄手のセーターとして、200はプルオーバーやジャケット、300は最も厚く、ウィンタースポーツやアクティビティにおすすめの素材。

ホールガーメント(技法/加工)

日本の島精機(シマセイキ)製作所が開発した編み機。またはその編み機で編んだニットのこと。身頃や袖などの各パーツを編んだ後につなぎ合わせるのではなく、すべてを1本の糸から編み上げる。つなぎ目がないのでゴロゴロせず、着心地がよい。フィット感がよく、ドレープ性が高いなどの特長がある。

ボタンダウン(デザイン/スタイル)

シャツ襟のひとつ。襟を固定させるために、両襟の先に2つの小さなボタンがついているもの。ストレートカラー(レギュラーカラー)のシャツに比べ、カジュアル色の強いものとして考えられている。

ボタンフロント・カーディガン(デザイン/スタイル)

プラケットの部分にボタンが付いたデザインをさす。

ホップサック(素材/生地)

2?3本の色を引きそろえて、タテ糸とヨコ糸に用いた、斜子(ななこ)状の平織物をいう。ビールのホップを入れた麻袋用に使われたことからこの名がついた。現在は綿、ウール、麻、レーヨンなどが用いられ、スーツ地に使われる。

ボディス(デザイン/スタイル)

婦人服の上半身の身頃のこと。かつては、バストからウエストにかけて紐でしめた胴衣のことをさした。

ホフマン・ファブリックス社(素材/生地)

米国カリフォルニアに本社のある生地メーカー。スクリーン・プリントや手染め、ペイントによって、ユニークで洗練された柄を多く生み出す。その美しく、鮮やかな柄はアロハ・シャツの生地などにもよく使われる。創業者一家に「伝説のサーファー」と呼ばれるサーフィン界の第一人者、ウォルター・ホフマンがいる。

ポプリン(素材/生地)

ヨコ糸の方向に細い畝(うね)がある、手ざわりの柔らかい平織物。もともとは綿であるが、現在は絹、毛、レーヨン、アセテートなどでもつくられている。米国ではブロードクロスともいう。

ボマー・ジャケット(デザイン/スタイル)

表はレザー製で裏や折り返しの襟にボアなどの毛皮がついたジャンパー型の上着。ボマーは<爆撃機>の意味で、もとは第二次世界大戦中に米国や英国の空軍爆撃機の操縦士が着用したもの。ボンバー・ジャケットともいう。

ポリエステル繊維(素材/生地)

石油を原料とするテレフタル酸とエチレングリコールとの重合体を溶解紡糸してつくられる合成繊維。ナイロンに次いで強く、弾力性があり、軽くシワがよりにくい。また耐熱性は合成繊維の中でもっとも優れている。ほとんど水を吸わず、濡れても早く乾く。

ポリプロピレン繊維(素材/生地)

石油から得られる合成繊維のひとつ。低コストでつくられ、あらゆる繊維の中でもっとも軽く、もっとも強い。吸水性がないため、染色性がよくない。また耐熱性、耐候性などが弱いという欠点もある。

ホルターネック(デザイン/スタイル)

ホルターはもともと牛馬の口につけて引く綱のことで、前身頃から続いた布やひもを首の後ろや背に回して留めるようにした襟ぐりのこと。袖と背上部のないデザインが多い。

ポルトガル・フランネル(素材/生地)

ポルトガル北部の丘にあるグイマラエ周辺の職人が生む極上のフランネル地をさす。フランネル独特な起毛感を生むには、ブラッシングの微妙な圧力のかけ方が重要で、これらを得意とする職人が多く存在するという。フランネル地の産地としては世界的に有名。

ポロ・シャツ(デザイン/スタイル)

襟つきのプルオーバー型シャツで、胸あたりまでの襟あきをボタン留めする。もともとはポロ競技で着用するシャツで、丸首のものもあり、白か黄色が正式だった。現在はカジュアル・ウェアとして定着している。

ポンチローマ(素材/生地)

ヨコ編み組織の一種。二重針列の丸編み機、インターロック機で編成されるダブル・ジャージーの編み地。安定性とリブの弾力性をあわせ持つ。しっかりとした、やや厚手のニット素材で、ジャケットやコートなどによく用いられる。ポンチ・デ・ローマ(ponti di Rome)ともいう。

ボンディング加工(技法/加工)

異なった2枚の布地を張り合わせる加工。F to F加工ともいう。織物とジャージー、レースとジャージー、異色と異色、無地物と柄物、織物と織物、ジャージーとジャージーなど様々な組み合わせがある。リバーシブル、ダブルフェイスの効果、ボアを張り合わせた防寒効果など、新しい特性を持った生地が出来上がる。加工方法に、(1)接着剤で接着、(2)溶解性樹脂(ウレタン・フォームなど)で融着などがある。

ボトルネック(デザイン/スタイル)

首にそって立ち上がり、瓶(ボトル)の首のような形になったネックラインで、ハイ・ネックの一種。