ファッション用語辞典

色、素材、加工などのファッション一般用語から、ランズエンドのアイテムに関する用語まで。インターネット・ショップやカタログの商品説明に出てくる用語を分かりやすく解説します。

ま行 (   む  

【ま】

マーセライズ加工(技法/加工)

コットン糸や生地を、水酸化ナトリウムに浸けたあと中和させる方法のこと。生地に絹のような光沢を与え、毛玉を防ぎ、強度、色持ちのよさを与える。1844年にこの方法を発見したジョン・マーセラーから名づけられた加工法。日本では<シルケット加工>ともいう。

マール(素材/生地)

マールとは、多色の混紡糸のこと。撚って織り地にすると、さまざまな色がまだらに、あるいは規則的に生地の表面に表れ、独特の生地感やデザイン性が生まれる。

マイクロ・サンディング(技法/加工)

生地を柔らかく、心地よい手触りにするための、生地製造における最後の仕上げのこと。細かい目のサンドペーパーが巻かれたローラーを生地の上で転がし、生地表面をすり減らす。何年も着古した風合いの効果が得られる。

マイクロファイバー(素材/生地)

極細合成繊維のこと。細さはシルクの約1/2、コットンの約1/3、ウールの約1/8、髪の毛の約1/100という極細繊維。柔らかく、軽く、通気性がよく、丈夫。

マッキントッシュ・クロス(素材/生地)

レインコートに用いられるゴム引き防水素材のこと。19世紀前半に、チャールズ・マッキントッシュ(1766-1843)によって考案された。英国では「マッキントッシュ」をレインコートと同義にも使われるが、現在では綿素材などに押され、本来のものはあまりみられない。

マックコート(ランズエンド用語)

表裏の生地を張り合わせたボンディング加工の、独特の質感が愛されるコート。防風性に優れたハリのある素材感と、クラシック・モダンなデザインが魅力。英国発祥のマッキントッシュ・コート(詳しくはマキントッシュ・クロスの項目へ)にちなんで名付けられた。着るほどに馴染んで柔らかく味のある風合いに。

マドラス(色/柄)

インドの南東、マドラス地方の先染め綿織物、またその色柄のこと。自然のままの素朴な雰囲気をもった格子や縞柄で、糸に節や、ときには傷が見られたり、また草木染めのため、にじむ効果があるのも特長。インディアン・マドラスともいう。

マホガニー(色/柄)

赤褐色。南米産センダン科の常緑高木で、木材は高級家具として使われている。

マリン・ストライプ(色/柄)

マリンはフランス語で<船員、海軍>などの意。海で働く男たちが着ているシャツなどによく用いられる、白とネイビー・ブルーを交互に配列した縞柄のこと。

丸編み(技法/加工)

接ぎ目のない円筒状の緯(よこ)メリヤスを編成すること。後で切り開き、1枚の平らな生地とする。通常、ジャージーとよばれている。編み地の作り方には流し編みとガーメント・レングス編みとがある。生産量がもっとも多く、ニットの中でも主流をなす。サーキュラー・ニッティングともいう。

マンダリン・カラー(デザイン/スタイル)

中国服に多く用いられる前が突き合わせになった立ち襟で、スタンドカラーの一種。マンダリンは、中国・清朝の高等官吏のこと。

【み】

ミュール(シューズ用語)

足をすべり込ませて履く、かかとを固定するストラップがないサンダル。

ミラノ・リブ(技法/加工)

ゴム編みと袋編みを重ね合わせた編み地(袋編みは編地の左右の伸びを抑える役割を果たす)。編み地の表と裏に横畝(うね)が走って見える。流し編み地でコート、スーツ、パンタロンなどをつくる。ミラノのニット業界によって考案された編み方からついた名称。

【め】

メッシュ(技法/加工)

<網の目>、<網状に編まれたもの>のこと。通気性がよく、夏用のポロシャツなどに使われる。また靴、靴下、バッグ、衣服の一部(裏地など)にも用いられる。

メッシュ・ライニング(デザイン/スタイル)

網目状に編まれた生地を使った裏地のこと。通気性が特長。

メランジェ(素材/生地)

フランス語で<混合>の意味。糸あるいは織物、編み物が、ミックス、霜降り調に混紡、混色された織物地の表現として使われる。杢(もく)調という表現も使われる。

メリノウール(素材/生地)

スペインで品種改良されたメリノ山羊から採取される、極細で、強く、弾力性があるウール素材のこと。染めも美しく仕上るため、薄手の高級セーターなどに使われる。

【も】

モールスキン(素材/生地)

モグラ皮のこと。柔らかく光沢のある暗灰色の毛皮。主としてスコットランド産のものが用いられる。また表面を起毛してなめらかに仕上げ、モグラの毛皮に似せたビロードなどの綾地綿織物のこともいう。

モカシン(シューズ用語)

靴の甲の部分をU字形に切り替えた靴のことで、もと北アメリカのインディアンがはいていた靴の型。ヒールがなく、底皮が表に返って甲革とU字形に縫い合わされている。一般的に、柔らかい革でつくられている。

パルプが原料の、木のぬくもりをもった100%天然レーヨン繊維のこと。オーストリアのレンチング社が生産する植物系繊維。有害廃棄物を一切出さない、環境にやさしい製造工程から生まれる。シルクのような光沢と優れた吸湿性、素肌感覚の柔らかな着心地が特長。

モックネック/モックタートル(デザイン/スタイル)

ハイネックのこと。タートルネックのように折り返しがないので、モック(=偽の、みせかけの)という意味からついた名前。

モノグラム(デザイン/スタイル)

氏名の頭文字などを装飾的に図案化した組み合わせ文字。洋服やレターヘッドなどのほか、ハンカチやナプキンなどに刺しゅうして用いられる。